中国NIO、最上位EVセダン『ET9』発売…航続650km

中国NIOの最上位EVセダン『ET9』
中国NIOの最上位EVセダン『ET9』全 5 枚

中国のEVメーカーのNIO(ニーオ、蔚来汽車)は、広州で開催した年次イベント「NIO Day 2024」において、同社初となる最上位EVセダン『ET9』を発売した。

【画像全5枚】

ET9の価格は78万8000元(約1695万円)からで、バッテリー・アズ・ア・サービス(BaaS)方式を利用した場合は66万元(約1420万円)からとなる。ET9の納車は2025年3月から開始される予定だ。

ET9は全長5325mm、ホイールベース3250mmという大型ボディを採用し、高級感あふれる外観デザインが特徴だ。内装には「行政橋」と呼ばれる2150mmの長大なセンターコンソールを備え、ビジネスユースにも対応した4人乗りレイアウトとなっている。

中国NIOの最上位EVセダン『ET9』中国NIOの最上位EVセダン『ET9』

パワートレインには、ニーオ初となる900V高電圧システムを採用。これにより、充電性能が大幅に向上している。システム最高出力は520kWで、100kWhバッテリーパック搭載時のCLTC方式での航続距離は650kmに到達する。

また、ET9には業界初となるステアバイワイヤシステムと後輪操舵、全輪アクティブサスペンションを組み合わせた「Sky Ride」と呼ばれる先進シャシー制御システムを搭載。これにより、高級車にふさわしい乗り心地と操縦性を実現しているという。

ET9の発表により、ニーオは高級EVセグメントでテスラやメルセデスベンツ、BMWなどの既存の高級ブランドと真正面から競争する姿勢を示した形だ。中国EVメーカーが急速な技術進化を示し、高級車市場への本格参入となる。

《森脇稔》

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