ランチア『イプシロン』新型、EVやハイブリッドなどフルラインアップ出展へ…ブリュッセルモーターショー2025

ランチア・イプシロン 新型
ランチア・イプシロン 新型全 6 枚

ランチアは2025年1月11日、ベルギーで開幕するブリュッセルモーターショー2025に、新型『イプシロン』のフルラインアップを出展する。

ランチア『イプシロン』新型

新型イプシロンは、ハイブリッドとEVの2つの駆動方式で展開され、3つの異なるバージョンが用意される。

新型イプシロンは、若年層向けのベースグレード、最上位グレードの「LX」、そして車内で自宅にいるような快適さを求める顧客向けの「エディツィオーネカッシーナ」の3タイプが用意される。各トリムレベルは、ランチアらしいエレガントかつサステナブルなコンセプトを反映しており、特に「エディツィオーネカッシーナ」はデザイン、快適性、そして快適性の極みとされている。

新型イプシロンのデザインは、ランチアの歴史的モデルからインスピレーションを得ている。丸型テールライトはランチア『ストラトス』を彷彿とさせ、フロントの象徴的な「カリス」は3本のLEDライトで再解釈されている。

技術面では、新型イプシロンはステランティスの量産車として初めてS.A.L.A.システムを搭載。このスマートな仮想インターフェースは、ランチアの「エフォートレステクノロジー」に沿った快適な運転体験を提供する。

さらに、プレミアムハッチバックBセグメントでベストインクラスの仕様を誇る。10.25インチの大型ディスプレイ、最高水準の標準駐車支援システム、最先端の外部照明システムを備えている。また、セグメント唯一のレベル2自動運転機能を標準装備している。

駆動系統については、ハイブリッド版は最新世代の100hp(74kW)1.2リットル3気筒48Vハイブリッドエンジンを搭載。一方、EV版は156hp/115kWの電動ユニットと51kWhバッテリーを搭載し、WLTPサイクルで最大403kmの航続距離を実現。急速充電では24分で20%から80%まで充電可能で、10分の充電で100km走行できる性能を持つ。

新型イプシロンは、多様性、効率性、環境への配慮においてセグメントをリードする存在となることが期待されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 【ホンダ プレリュード 新型試乗】タイプRのシャシー技術で「剛性重視」の走りと思いきや…島崎七生人
  5. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る