素材の表面をタッチパネル化、ジャパンディスプレイが革新的インターフェース出展へ…CES 2025

ジャパンディスプレイの革新的なインターフェース技術「ZINNSIA(ジンシア)」
ジャパンディスプレイの革新的なインターフェース技術「ZINNSIA(ジンシア)」全 2 枚

ジャパンディスプレイは、1月7日に米国ラスベガスで開幕する「CES 2025」に出展すると発表した。革新的なインターフェース技術「ZINNSIA(ジンシア)」を披露する予定だ。

【画像全2枚】

ZINNSIAは、木材や大理石、表皮、布、石膏ボードなど、これまでセンサーとして使用することが困難だった素材の表面をタッチパネルに変換する画期的な技術。この技術により、様々な素材で指の動きを検知することが可能となり、幅広い市場や製品への展開が期待されている。

CES 2025での展示では、ZINNSIAを用いて様々な素材をゲームのスイッチに応用するほか、植物や物体自体をスイッチに置き換える技術など、新しい使い方を提案する予定だ。

ジャパンディスプレイは、従来のディスプレイ領域に加え、新たな高成長分野へ経営資源を投入する事業戦略「BEYOND DISPLAY」を掲げている。

特に、ディスプレイ技術を応用したセンサーの開発に注力しており、ZINNSIAを世界に向けて発信することで、新たな市場開拓を目指している。

《森脇稔》

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