小糸製作所、米セプトン社の子会社化が完了、LiDAR事業を強化へ

小糸製作所
小糸製作所全 1 枚

自動車照明大手の小糸製作所は、米国のLiDAR(ライダー)技術企業セプトン社を完全子会社化したと発表した。2025年1月7日に手続きが完了し、セプトン社は小糸グループの一員となった。

セプトン社は、この子会社化に伴いNASDAQ市場から上場廃止となる。今後は小糸グループの一企業として事業を継続し、Jun Pei氏がCEOを務める。両社は引き続き、セプトン社の成長と安全・安心な交通社会の実現に取り組むとしている。

小糸製作所の加藤充明社長は「グループの技術・ノウハウ・実績と、セプトン社の高性能・短期開発が可能な技術力のシナジーにより、信頼性が高く、低消費電力・薄型化を実現したLiDARを開発する」と述べた。この製品は自動車メーカーや産業機器メーカー、インフラ用途など幅広い分野で高い評価を得ているという。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る