マイクロソフトとブラックベリーが提携、SDV開発をクラウドで効率化へ…CES 2025

BlackBerry Limitedの事業部門のQNXがマイクロソフトと提携。SDV開発をクラウドで効率化へ
BlackBerry Limitedの事業部門のQNXがマイクロソフトと提携。SDV開発をクラウドで効率化へ全 1 枚

BlackBerry(ブラックベリー)の事業部門のQNXは、「CES 2025」において、マイクロソフトとの提携を発表した。この提携により、自動車メーカーはクラウド上でソフトウェアの構築、試験、改良を容易に行える環境を実現し、ソフトウェア定義自動車(SDV)開発の期間短縮が可能になる。

コラボレーションの一環として、QNX SDP 8.0が近日中にMicrosoft Azureに対応する予定だ。これにより開発者は、実績ある堅牢なクラウド環境を活用し、次世代の車載/IoTアプリケーションで使用されるソフトウェアの開発、試験、統合が可能になる。

QNXの最高執行責任者兼製品エンジニアリングサービス担当責任者のJohn Wall氏は、「クラウドファーストのシフトレフト戦略は、競争力のある開発インフラストラクチャの要件になりつつある」と述べ、開発サイクルの初期段階でMicrosoft Azure AIを導入する革新的な方法を模索していることを明らかにした。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る