オペルが電動化戦略を加速、新型SUV 3車種を一挙公開へ…ブリュッセルモーターショー2025

オペル・グランドランド・エレクトリック
オペル・グランドランド・エレクトリック全 9 枚

オペルは、1月10日にベルギーで開幕する「ブリュッセルモーターショー2025」に、新型電動SUV3車種を出展すると発表した。

オペルの新型電動SUV

今回披露される新型車は、『グランドランド』、『フロンテラ』、『モッカ』の3車種。オペルはこれらの新型車で電動化戦略をさらに推し進める。3車種はいずれも電動化されており、フル電動もしくは48Vハイブリッド技術を採用した効率的なハイブリッドモデルとなっている。

新型グランドランドは、EV向けのSTLA Mediumプラットフォームを採用した初のオペルモデルとなる。先進的な技術や機能、持続可能なソリューションを多数搭載している。コックピットには2つのワイドスクリーンディスプレイを装備し、オプションのヘッドアップディスプレイと合わせて、ドライバーが常に前方に集中できる環境を提供する。

新型フロンテラは、全長4.38mのSUVで、最大7人乗りが可能。短距離から長距離まで幅広い用途に対応する。運転席と助手席には、尾てい骨への圧迫を軽減する新しい特許取得済みのインテリシートを採用している。

改良新型モッカは、大胆でピュアなデザインが特徴的なモデル。今回のアップデートでは、内装が大きく変更された。10インチのデジタルドライバーインフォメーションディスプレイと同サイズのカラータッチスクリーンを標準装備。オプションのナビゲーションシステムと組み合わせることで、自然な音声認識機能「Hey Opel」が利用可能となり、さらにChatGPTも追加された。

オペルのフロリアン・ヒュットルCEOは、1月10日午前10時(中央ヨーロッパ時間)にメディア向けプレゼンテーションを行う予定で、電気自動車の顧客向けに驚きの発表も用意しているという。

これらの新型SUVの登場により、オペルは市場で最も新しいSUVラインナップを揃えることになる。電動化への取り組みを強化し、持続可能なモビリティの実現に向けて大きく前進する姿勢を示している。

《森脇稔》

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