センス抜群のダムド流カスタム、ホンダ『N-BOX』やトヨタ『シエンタ』など…東京オートサロン2025

DAMD(ダムド)…東京オートサロン2025
DAMD(ダムド)…東京オートサロン2025全 56 枚

千葉・幕張メッセで開幕した東京オートサロン2025。ダムドのブースで注目を集めたのが、3台も一挙に登場した発売前のボディキット装着車だ。

◆ホンダ『N-BOX』カスタム、スタイルに馴染んだ知性と個性

ホンダ『N-BOX』カスタム Rodney(ロドニー)ホンダ『N-BOX』カスタム Rodney(ロドニー)

まずは「N-BOXカスタム」の「Rodney」(ロドニー)。2024年の新車販売台数トップに輝いた『N-BOX』シリーズに、人気カスタマイズブランドのダムドがいよいよ着手したということで、大ヒットが予感されるアイテムだ。「N-BOX」用の「Angie」(アンジー)とN-BOXカスタム用のRodneyが用意されるが、今回は後者が展示された。

“スタイルに馴染んだ知性と個性”というキャッチフレーズを掲げるRodneyは、上質感や洗練性といったベース車の持つ要素を、より高い次元に引き上げるようなデザイン。純正のヘッドライトやバーライトを生かしつつ、欧州の高級SUVのような雰囲気を演出した。一体成型のグリルとバンパーと、別体成型のアクセントパーツを装着。展示車両はスレートグレーパールのボディに、カッパーを効かせ、メッキパーツが減りおとなしくなったとの声が聞かれる現行N-BOXカスタムを、都会的で華やかに彩っている。発売時期は3月とのことだ。

◆ホンダ『WR-V』カスタムはアメリカンでクラシック

ホンダ『WR-V』カスタム Reverb(リバーブ)ホンダ『WR-V』カスタム Reverb(リバーブ)

ホンダ車ではもう1台、コンパクトSUVの『WR-V』をベースとした「Reverb」(リヴァーブ)が登場。モチーフはもちろん、日本でも80~90年代に絶大な人気を誇ったあのアメリカンSUV。6スロットのグリルと角型ライトのスクエアなマスクが、意外なほど最新SUVのボディとの親和性を見せている点に、ダムドの高いデザイン力と成型技術が感じられる。

そのフォルムを完成させるのに、大きく貢献しているのがボンネットだ。水平基調のクラシックなフロントエンドを実現するため、純正ボンネットにかぶせ装着されるパーツだが、強い走行風にさらされても万が一にも脱落がないよう、金属金具を用いた確実な固定方法にこだわった。直線的でオールドスクールに見えるバンパーも、金属調と樹脂ブラックの組み合わせや、フォグライト周りの繊細な造形など、細部にまで繊細な作り込みが感じられる。発売は、4~5月ごろを予定している。

◆トヨタ『シエンタ』カスタム、丸形ヘッドライドが愛らしい

トヨタ『シエンタ』カスタム Stuart(スチュアート)トヨタ『シエンタ』カスタム Stuart(スチュアート)

売れてるファミリーミニバン、トヨタ『シエンタStuart』(スチュアート)も、多くの支持を集めそうなキット。イメージしたのは、かつて大ヒットモデルとなったダイハツの『ミラ・ジーノ』とのことで、遡れば英国の名車のオマージュということにもなる。丸型ヘッドライトとウインカー、金属調リムで囲った六角形グリルを備え、丸みを帯びたフロント周りは、老若男女誰からも愛されそうなルックスだ。

ライト周りにはカウルを装着し、ライト自体を奥まらせているが、これはフロント周りが長くなりすぎないための処理。さらに、サイドへと伸びる目張りのようなウインカー周りの造型を加え、現代的なボディ形状と昔ながらの丸目ライトとの調和を図っている。グリル部には、純正のパーキングセンサーやADAS用センサーを組み込み、ダムドのカスタムパーツらしく機能を義歳にしないのも利点だ。発売は、4~5月ごろの予定だという。

◆ダイハツ『タフト』カスタム、ネオクラのスタイリング

ダイハツ『タフト』カスタム Lucky(ラッキー)ダイハツ『タフト』カスタム Lucky(ラッキー)

さらに、昨年11月に発売されたダイハツ『タフトLucky』(ラッキー)も展示。ネオクラシックを意識したスタイリングに、モチーフとした初代ロッキーを思わせる2トーンカラーを施した、ダムドのホームページや各種メディアでおなじみのデモカーがブースを飾る。

車両以外にも楽しめるのが、会場限定でのグッズ販売だ。LUCKY DRIVE INと銘打った期間限定ショップには、愛知・名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場で開催されたDAMD PARTY(ダムドパーティ)2024で発売されたアイテムや、ダムド車のカプセルトイなどを揃える。昨年のDAMD PARTYに行きそびれたファンにも、うれしいコンテンツだった。

《関耕一郎》

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