次世代自動車向け車載用フィルム、創業73年のきもとが出展へ…オートモーティブワールド2025

きもとの「オートモーティブワールド2025」ブースイメージ
きもとの「オートモーティブワールド2025」ブースイメージ全 1 枚

きもとは、1月22日から24日に東京ビッグサイトで開催される「オートモーティブワールド2025」に出展する。長年培った塗工液と表面加工技術を活かし、車載市場に向けた新たな提案を行う予定だ。

展示製品には、次世代自動車向けの車載用フィルムが含まれる。特にCID(センターインフォメーションディスプレイ)用の成形用ハードコートフィルムや、車載カメラ内部に必要な遮光ワッシャー、スペーサーなどが紹介される。また、3D形状の立体成形が可能なフィルムインサート成形(IML)用ハードコートフィルムも展示される。

さらに、きもとはDigital Twin技術を活用し、安全性と生産性の向上を目指す。点群データを用いた設備管理データの共有や工場設備の設置・移設のシミュレーションを提案する。

同社は、1952年に地図の複製業として設立され、時代の変化に応じてフィルム製造へと移行。現在では、車載やスマートフォンカメラ部材などに使用される高機能材料を提供している。

また、働き方改革や製造業DXを推進し、革新的な技術を通じて世界に誇れる総合製造サービスの提供を目指している。

《森脇稔》

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