フォード、北米トラック・オブ・ザ・イヤーを5年連続受賞…今年は『レンジャー』新型

フォード・レンジャー
フォード・レンジャー全 5 枚

フォードモーターは、ピックアップトラックの『レンジャー』新型が、2025年北米トラック・オブ・ザ・イヤーを受賞したと発表した。フォードの同賞受賞は5年連続。

北米トラック・オブ・ザ・イヤーは、米国とカナダの自動車ジャーナリスト50名で構成される独立した審査員団によって選出される。革新性、デザイン、安全性、性能、技術、ユーザー体験、運転満足度、価値などの観点から総合的に評価され、その年に新型もしくは大幅改良されたモデルが対象となる。

新型レンジャーは、フォードの「ビルト・フォード・タフ」の理念に基づいて設計された、これまでで最も高性能かつ先進的なモデルだ。オーストラリアのアウトバックからアメリカの高速道路まで、世界中で厳しいテストを重ねてきた。その結果、オーストラリアでは2024年も最も売れた車種となり、ニュージーランドでは10年連続で販売台数トップを記録している。

最新のレンジャーは、2.7リットルのエコブーストV6エンジンを搭載し、サスペンションとオフロード性能が向上している。クラス初のプロトレーラーバックアップアシストや、改良されたベッドアクセス、ゾーンライティング、無線アップデート機能など、最新の技術を多数採用している。

フォード・レンジャーPHEVフォード・レンジャーPHEV

さらに、高性能オフロードモデルの「ラプター」は、3.0リットルのエコブーストV6エンジンを搭載し、クラス最高の405hpを誇る。オフロードレース「バハ1000」でも実証済みの性能を持ち、長距離走行に適したサスペンションやクラス唯一の2.5インチFOXライブバルブショックを装備している。

レンジャーは、ミシガン州のミシガン・アッセンブリー・プラントで生産されている。これは、フォードがタフで高性能なトラックを作り続けてきた伝統の継続を示すものだ。

今回の受賞は、レンジャーの堅牢性、先進技術、オンロードとオフロードの両方で優れた性能を発揮するスマート機能の組み合わせが評価されたものといえる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. ホンダ『ヴェゼル』の「RS」グレードを先取り!? インドネシアで新型『HR-V』発売
  4. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  5. 制限高さ1.85mの低いガード、元は道路ではなかった?…南千住~北千住
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る