ヒョンデの小型EV『インスター』、日本にないSUV登場…ブリュッセルモーターショー2025

ヒョンデ・インスター・クロス
ヒョンデ・インスター・クロス全 4 枚

ヒョンデは、ブリュッセルモーターショー2025に、新型の小型電気自動車(EV)クロスオーバー『インスター・クロス』を出展した。日本にも導入されたばかりの小型EV「インスター」シリーズの新たなバリエーションだ。

【画像全4枚】

インスター・クロスは、都市での使いやすさとアウトドアでの活用性を兼ね備えた設計が特徴だ。1回の充電で最大360kmの走行が可能で、急速充電を使用すれば約30分でバッテリー容量の10%から80%まで充電できる。

車両サイズはAセグメントとBセグメントの中間に位置づけられ、広々とした室内空間と大容量の荷室を備えている。ベースモデルのインスターの機動性、実用性、柔軟性を引き継ぎつつ、アウトドア志向のデザイン要素を取り入れている。

外観では、冒険心をくすぐるワイドな長方形のフロントおよびリアバンパー、エンボス加工された黒いクラッディングが特徴的だ。フロントとリアのスキッドプレート、サイドロッカーパネル、17インチアルミホイールの組み合わせにより、荒れた路面での走行時に車体を保護する機能を備えている。

ルーフラックが標準装備され、オプションでルーフバスケットを追加することで、日常の買い物や、アウトドアスポーツ、キャンプ旅行に必要な荷物を積載できる。外装色には、専用色のアマゾナスグリーンマットを含む6色が用意され、そのうちの一部はブラックのツートンルーフとの組み合わせも可能だ。

内装では、グレーの布地にライムイエローのアクセントを施した特別なカラー&トリムの組み合わせが用意される。このユニークなトリムは、ダッシュボードのライムイエローのアクセントとコーディネートされている。

インスター・クロスは、都市生活者のニーズに応えつつ、アウトドア愛好家の要望も満たす新しいEVクロスオーバーとなる。

《森脇稔》

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