スバル『クロストレック』新型にハイブリッド、194馬力の新世代システム搭載…今秋米国発売へ

スバル・クロストレック・ハイブリッド新型(米国仕様)
スバル・クロストレック・ハイブリッド新型(米国仕様)全 5 枚

スバルオブアメリカは、新型車『クロストレック・ハイブリッド』を今秋、米国市場で発売すると発表した。新世代のシリーズパラレル・ハイブリッドシステムを搭載し、標準装備のシンメトリカルAWD(四輪駆動)と組み合わせることで、走行距離と走破性を向上させた。

【画像全5枚】

新型ハイブリッド・パワートレインは、既存のAWDシステムとシームレスに統合されており、走破性を損なうことなく高効率を実現している。システム総出力は194hpで、非ハイブリッドモデルと比較して燃費性能が向上している。

安全面では、スバルの先進運転支援システム「アイサイト」を標準装備。最新バージョンでは、より広い視野角と更新された制御ソフトウェア、電動ブレーキブースターの追加により、従来よりもスムーズかつ迅速な動作が可能となっている。交差点での歩行者や自転車の検知能力も向上し、必要に応じて運転手に警告を発したり、自動ブレーキを作動させたりすることで衝突回避を支援する。

インフォテインメントシステムは、12.3インチのデジタルメータークラスターと11.6インチのタブレット型マルチメディアシステムを選択可能。ワイヤレスApple CarPlayやAndroid Autoにも対応し、高い利便性を提供している。

オフロード性能も健在で、全グレードに「X-MODE」と「ヒルディセントコントロール」を搭載。地上高は221mmを確保しており、多くのフルサイズSUVを上回る数値となっている。

クロストレック・ハイブリッドは、2025年秋に全米の販売店で発売される予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  4. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る