ZFの電動アシスト自転車向け新パワートレイン、欧州発売へ…サービス体制構築

ZFの電動アシスト自転車向けの新パワートレイン「ZF Bike Eco System」
ZFの電動アシスト自転車向けの新パワートレイン「ZF Bike Eco System」全 2 枚

ZFは、電動アシスト自転車向けの新パワートレイン「ZF Bike Eco System」の欧州市場投入に合わせ、包括的なサービス体制とトレーニング体制を発表した。

この3段階の概念により、メーカー、販売店、エンドユーザーの整備や改造にかかる手間を最小限に抑えることが可能になるという。

ZFは製品開発の初期段階から、高品質で充分にテストされ、整備が容易な製品の実現に重点を置いてきた。その結果、「ZF CentriX」駆動ユニットは数分で取り付け・取り外しが可能となっている。また、リモコンやディスプレイ、ライトなどの他のコンポーネントも、プラグアンドプレイ方式を採用することで、いつでも簡単に後付けやZF Bike Eco Systemへの統合が可能だ。

2025年内には、ZFは欧州全域でe-bike販売店向けの現地トレーニングコースを開始する予定だ。これらのコースでは、ZFの専門家が製品、整備、新しいコンポーネントの統合、サービスコンセプトに関する実践的な知識を伝授する。登録済みの販売店は、ZF Dealer Service Portalで日程の概要を確認し、申し込むことができる。

同ポータルでは、個別のサービスおよびトレーニング動画も提供される。これにより、整備スタッフは一般的なサービスケースについて、販売スタッフは機能や新製品、コンポーネントの統合について効率的に学ぶことができる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る