米ホンダのオフロードバギー、『タロン』に2025年型…高性能4人乗りモデルで新境地へ

ホンダ タロン 1000R-4 FLV
ホンダ タロン 1000R-4 FLV全 14 枚

ホンダは1月22日、サイドバイサイド車で、オフロードバギーの『タロン』の2025年モデルを米国で発表した。2020年に登場した4人乗りモデルをさらに進化させ、3つのグレードで展開する。

新モデルは、タイトな技術的地形で真価を発揮する「タロン1000X-4 FOXライブバルブ」、高速走行とオープンな地形を得意とする「タロン1000R-4 FOXライブバルブ」、そして標準的なショーワサスペンションを装備した「タロン1000X-4」の3種類だ。

タロンの特徴は、広々としたキャビンと使いやすいコントロール、そしてあらゆる地形に対応するサスペンションにある。これらの要素により、ドライバーと同乗者の両方にスリリングな体験を提供する。

ホンダ タロン 1000R-4 FLVホンダ タロン 1000R-4 FLV

エンジンには、ホンダ独自の999ccユニカムエンジンを搭載。自動デュアルクラッチトランスミッションと組み合わせることで、高いパフォーマンスを実現している。さらに、FOXライブバルブの先進的なセミアクティブサスペンションを採用したモデルもラインナップに加わり、広大な地形での走破性を高めている。

技術面では、第2世代の独自i-4WDシステムを全モデルに採用。これは「インテリジェント」の頭文字を冠した業界初のブレーキトラクションコントロールシステムで、一輪が空転しそうになっても前輪の駆動力を維持する。

操作性を高める機能として、ステアリングコラムに装着されたパドルシフターを採用。ハンドルから手を離さずにシフト操作が可能で、オートマチックモードでも現在のギアを一時的に変更できる。

ホンダ タロン 1000X-4ホンダ タロン 1000X-4

さらに、ギア駆動式オートマチックトランスミッションにローンチモードを搭載。これにより、驚異的な発進加速を実現し、他の車両を圧倒する性能を発揮する。

ホンダのタロン4人乗りモデルは、高性能と快適性を両立したサイドバイサイド車として、オフロード愛好家から高い評価を得ている。2025年モデルでは、さらなる進化を遂げ、より幅広いユーザーのニーズに応えることが期待されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る