米ホンダ、次世代汎用エンジン「iGX」のプロトタイプ発表…高出力とトルクを実現

ホンダの新型汎用エンジン「iGX430」のデザインコンセプト
ホンダの新型汎用エンジン「iGX430」のデザインコンセプト全 1 枚

ホンダの米国部門は、伝統の汎用エンジン「GXシリーズ」のラインアップを拡大する新しいプロトタイプを発表した。新たに導入される「iGX400」と「iGX430」エンジンは、商業用建設機器向けに高性能、高付加価値、多機能性、そしてコンパクトな設計を兼ね備えている。

これらの水平軸エンジンには、スマート燃料噴射(FI)技術と統合型電子自己調整レギュレーター(STR)ガバナーが搭載されており、ドライブバイワイヤーのリモートコントロール機能によってエンジン操作の主要な側面を管理することが可能となっている。

燃料噴射技術の採用により、運転効率が向上し、エンジンチョークが不要となり、燃料関連のキャブレター問題が軽減され、長期保管後の始動がより容易かつスムーズになる。また、ホンダの自己調整レギュレーター(STR)ガバナーは、スロットル開度を電子的に制御することで、従来の機械式ガバナーシステムで見られるエンジン回転数の低下を最小限に抑える。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. 人気のゴミ収集車モチーフも、車好きキッズ向けスニーカー「IFME のりものシリーズ」新登場
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る