VW『ポロ』50周年、初代のヒルクライム仕様が独クラシックモーターショーに

初代VWポロL(右)と1977年のヒルクライムモデル
初代VWポロL(右)と1977年のヒルクライムモデル全 8 枚

フォルクスワーゲンは『ポロ』の50周年を記念して、1月31日から2月2日までドイツ・ブレーメンで開催されるクラシックモーターショーに、初代『ポロL』と1977年のヒルクライムモデルを出展する。

初代ポロとヒルクライム仕様

ポロはその誕生から現在に至るまで、品質、革新性、手頃な価格を兼ね備えた車として知られている。全世界で2000万台以上が販売され、国際的な成功を収めている。

展示されるポロLは、1975年に登場した初代モデルで、全長3.5m、0.9リットルエンジンを搭載し、最高速度は132km/hに達する。オーシャンブルーのこのモデルは、当時の販売資料で「小さなサイズ、大きな空間」と謳われた通り、機能性と経済性を兼ね備えていた。

また、1977年のヒルクライムモデルも展示される。このモデルは、約20年間レースカーとして使用され、2022年にはオスナブリュックのヒルクライムレースで再び走行した。1300ccのエンジンを搭載し、最高出力は110ps、最高速度は約150km/hに達する。

ブレーメンのクラシックモーターショーは、毎年多くのクラシックカー愛好者を引きつける重要なイベントで、今年は約5万人の来場者が見込まれている。

フォルクスワーゲン・クラシックチームは、フォルクスワーゲン商用車オールドタイマー、アウディ・トラディション、シュコダ、そしてヴォルフスブルクのアウトシュタットと共に、訪れる人々に自動車の歴史を体験する機会を設けていく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  3. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  4. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る