ランチアがワンメイクラリー開催へ、『イプシロンRally4 HF』で走る…若手ドライバー育成

ランチア・イプシロン・ラリー4 HF
ランチア・イプシロン・ラリー4 HF全 4 枚

ランチアは、若手ラリードライバーの育成を目的に、ワンメイクラリーシリーズ「トロフェオ・ランチア」を立ち上げると発表した。

【画像全4枚】

ランチアは若手ドライバーの育成に力を入れる。「トロフェオ・ランチア」では、総額16万ユーロという賞金が用意されている。さらに、35歳未満の優勝者には2026年の欧州ラリー選手権(ERC)にランチアの公式チームドライバーとして参戦する権利が与えられる。この賞だけで20万ユーロ以上の価値があるという。

5月から始まるトロフェオ・ランチアは、イタリアラリー選手権の5つのラリーで計6イベントが開催される。各イベントでは2万2500ユーロ以上の賞金が配られる。参加資格は3つのカテゴリーに分かれており、25歳未満のジュニア、25歳から35歳のマスター、35歳以上のエキスパートとなっている。

ランチアは、このプログラムを通じて若手ドライバーにプロのラリードライバーとしてのキャリアを築く機会を提供する。また、ミシュランやスパルコなど、主要パートナーの支援も得ている。

ラリーに使用する車両は、新型『イプシロンRally4 HF』だ。公式認証を受ける前にもかかわらず、すでにヨーロッパ全体で80台以上の予約注文があるという。これは、ランチアのラリー復帰に対する期待の高さを示している。

各ラリーでは「ランチア・コルセHFビレッジ」が設置され、ドライバーや業界関係者、ファンが集まる場となる。10回の世界タイトルを持つランチアの歴史に触れる機会も提供される。

ランチアのラリー復帰は、モータースポーツファンの注目を集めるとともに、若手ドライバーの育成という新たな取り組みにも期待が高まっている。

《森脇稔》

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