日産自動車、最新IT技術で研究開発加速へ…NetAppのマルチクラウドストレージサービス導入

日産自動車グローバル本社
日産自動車グローバル本社全 1 枚

NetAppは、日産自動車がマルチクラウド向けのストレージサービス「NetApp Keystone」を導入したと発表した。

この導入により、日産はマルチクラウドかつマルチリージョンで一貫したデータの入出力が可能になり、HPCシミュレーションリソースの柔軟な選択、およびオンデマンドサービスの展開によるコスト最適化を実現した。

自動車業界は、EVや自動運転技術の急速な普及など大きな転換点を迎えている。日産はさらなる成長に向けて、最新のITテクノロジーを活用した研究開発の加速を目指していた。しかし、従来のHPCシミュレーション環境では、コストの最適化や柔軟なサービス展開、マルチリージョンでの運用、クラウドサービス切り替え時のデータ移行などに課題を抱えていた。

そこで日産は、NetAppのKeystoneを中心としたマルチクラウドストレージを採用。ONTAPが有するインテリジェントなデータマネジメント機能を活用して、シームレスで高速かつ一貫性のあるデータパイプラインを実現した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る