BMWのEV『i5』シリーズが改良、航続最大47km延長…3月欧州発売へ

BMW i5 ツーリング
BMW i5 ツーリング全 5 枚

BMWは、3月にEVの『i5』シリーズの改良モデルを欧州で発売すると発表した。エネルギー効率を大幅に向上させる新技術を搭載する。この改良により、モデルと装備に応じて、最大47kmの航続延長が見込まれている。

主な技術革新として、BMWはi5シリーズで初めてシリコンカーバイド半導体部品をパワーエレクトロニクス(SiCコンバーター)に採用する。また、空力性能に優れたアルミホイールに低転がり抵抗タイヤを装着し、さらに最適化されたホイールベアリングを採用することで、消費電力の削減を図る。

「i5 xDrive40ツーリング」では、モデルと装備に応じて最大9%のエネルギー消費量削減を実現。また、「i5 eDrive40」では最大8%の削減が可能となる。これらの改良により、WLTPモード(欧州の燃費測定基準)でのエネルギー消費量が大幅に改善される見込みだ。

さらに、i5 eDrive40と「i5 xDrive40」向けに、新たに19インチの空力ホイール「1056 bi-colour」がオプションとして初めて提供される。これらのモデルのWLTPモードでのエネルギー消費量は、それぞれ100km走行あたり18.0~17.9kWh、18.9~18.8kWhとなっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る