知らなきゃ損! たったコレだけでカーオーディオの音が劇的に良くなる方法[音を良くするコツをプロが指南]

『東京車楽』が薦めするスピーカーの一例(カロッツェリア・TS-V174S)。
『東京車楽』が薦めするスピーカーの一例(カロッツェリア・TS-V174S)。全 3 枚

ドライブに音楽は欠かせないと考えているドライバーは多くいる。当連載では、その音楽を今よりもっと良い音で楽しむための“コツ”を全国の有名カーオーディオ・プロショップに訊き、公開している。

【画像全3枚】

今回は、埼玉県川口市に店舗を構える『東京車楽』の木村さんに話を訊いた。さて、その話の中身とは……。

◆純正オーディオの仕様に合わせて適切な製品を選択し、スピーカー交換を実行!

早速『東京車楽』の木村さんに、純正システムの音を良くする方法を訊ねると……。

「まずは、音の出口であるスピーカーの交換をお薦めすることが多いです。純正スピーカーにはコストがかけられていないことは明白で、なのでそれを市販品へと交換すれば出音の質は確実に上がります。

ただし、注意点も存在します。まず純正オーディオの仕様がさまざまなので、製品選びは慎重に行いたいです。向き不向きがあるからです。でも適切なモデルを選べば、スピーカーを換える効果は現れます。

そしてもう1点、スピーカーを交換すると性能が上がることで、純正のセッティングのままではバランスが崩れてしまうこともあります。でもこれに対しては、簡単な調整である程度は改善できます。例えば性能が上がって低音が出過ぎてしまう場合には、トーンコントロール機能を使えばバランスを変えられます。上げるのではなく、出過ぎたところを下げる方向で設定するのがコツですね」

『東京車楽』が薦めするパワーアンプ内蔵DSPの一例(プラグアンドプレイ・PLUG&PLAY 640)。『東京車楽』が薦めするパワーアンプ内蔵DSPの一例(プラグアンドプレイ・PLUG&PLAY 640)。

◆スピーカー交換はゴールにあらず! さらには音響環境の是正もすべき!

「なお、スピーカー交換で完結してしまうのはもったいないと思います。リスニング環境を整えるという作業も、併せて行いたいですね。

というのも、クルマの中ではリスニングポジションが左右のどちらかに片寄ります。これはステレオ再生を楽しむ上で、足かせとなってしまうんです。

ステレオとは、音楽を左右のchに分けて録音しそれらを左右のスピーカーにて再生することで演奏を立体的に再現しようとするものです。で、その仕組みを成り立たせるには、左右のスピーカーから等距離の場所に身を置くべきです。

でもクルマの中では、その前提が成り立ちません。しかしパワーアンプ内蔵DSPを導入すれば、その弊害を是正できます。タイムアライメントという機能が使えるようになるからです。これを活用すると擬似的に、すべてのスピーカーから等距離の場所にいるかのような状況を作り出せます」

『東京車楽』が薦めするパワーアンプ内蔵DSPの一例(ミューディメンション・DSP-680AMPV2)。『東京車楽』が薦めするパワーアンプ内蔵DSPの一例(ミューディメンション・DSP-680AMPV2)。

◆パワーアンプ内蔵DSPは手頃なモデルでOK! それにて基本の本格システムを構築可能!

「というわけなのでスピーカー交換をするにあたっては、後のパワーアンプ内蔵DSPの導入も視野に入れていただきたいです。これを使えば、さらに音が良くなりますから。

なおパワーアンプ内蔵DSPは、10万円以下のリーズナブルなモデルでも良いです。10万円を大きく下回るモデルでも、魅力的な機種がいくつかあります。

例えば4ch分の内蔵パワーアンプを備えていてコントロール可能なch数が6chあれば、フロント2ウェイ+サブウーファーという本格的なスピーカーレイアウトの緻密なコントロールが可能です。

ちなみに、Bluetoothモジュールを内蔵しているとベターです。そうであればスマホをソースユニットとして活用するときの使い勝手が上がります。またはデジタル入力が備わっていれば、スマホやDAPをダイレクトに繋げられますので音がさらに良くなります。

お近くでしたらお気軽にお越しください。さまざまなご提案ができると思います。お待ちしています」

《太田祥三》

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