ホンダ、2027年量産予定の「次世代燃料電池モジュール」世界初公開へ…水素・燃料電池展 2025

ホンダの「第23回 H2 FC EXPO【春】~【国際】水素・燃料電池展~」ブースイメージ
ホンダの「第23回 H2 FC EXPO【春】~【国際】水素・燃料電池展~」ブースイメージ全 2 枚

ホンダは2月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催される「第23回 H2 FC EXPO【春】~【国際】水素・燃料電池展~」に出展する。

【画像全2枚】

同社は2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指しており、その一環として水素技術の開発に30年以上取り組んできた。今回の展示会では、2027年に量産開始予定の次世代燃料電池モジュールのモックアップを世界で初めて公開する。これは、ホンダが燃料電池事業を新たな柱として成長させる戦略の一環だ。

また、開発中の燃料電池定置電源のモックアップも初公開される。ホンダは燃料電池モジュールの活用領域を、燃料電池自動車(FCEV)、商用車、定置電源、建設機械と定めており、これらのコアドメインにおける実績や今後の取り組みも紹介される予定だ。

ホンダの本田技術研究所 先進パワーユニット・エネルギー研究所 水素パワーユニット開発室長の遊作昇氏は、2月19日に開催される専門技術セミナーで「ホンダの燃料電池開発とカーボンニュートラル社会に向けた取り組み」というテーマで講演を行う。

ホンダは今後も、水素バリューチェーンにおける様々な企業との協業・連携を強化しながら、水素の活用拡大に向けた新たなチャレンジに取り組んでいく方針だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  3. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  4. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る