トヨタなど自動車メーカー8社、EV充電ネットワークを全米展開…2030年までに3万基

世界の主要自動車メーカー8社が共同で設立した充電ネットワーク「IONNA」が米国で本格的な全国展開を開始
世界の主要自動車メーカー8社が共同で設立した充電ネットワーク「IONNA」が米国で本格的な全国展開を開始全 2 枚

世界の主要自動車メーカー8社が共同で設立した充電ネットワーク「IONNA」が、米国で本格的な全国展開を開始したと発表した。

BMW、GM、ホンダ、ヒョンデ、キア、メルセデスベンツ、ステランティス、トヨタの8社が参画するこのプロジェクトは、米国の道路インフラに新たな時代をもたらす画期的な取り組みとなる。

IONNAは、ノースカロライナ州エイペックスに初の充電ステーション「リチャージェリー」をオープンし、同州ダーラムに本社と顧客体験ラボを設置した。8社の代表者によるテープカットセレモニーは、米国での充電ネットワーク構築への前例のないコミットメントを象徴するものとなったという。

2024年後半に行われた厳密なテストフェーズでは、自動車メーカーの車両と一般ドライバーが参加し、80種類以上の車種で4400回以上の充電セッションを実施。約6万3000kWhのエネルギーを供給し、ハードウェア、ソフトウェア、顧客体験の改善を重ねてきた。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る