世界の主要自動車メーカー8社が共同で設立した充電ネットワーク「IONNA」が、米国で本格的な全国展開を開始したと発表した。
BMW、GM、ホンダ、ヒョンデ、キア、メルセデスベンツ、ステランティス、トヨタの8社が参画するこのプロジェクトは、米国の道路インフラに新たな時代をもたらす画期的な取り組みとなる。
IONNAは、ノースカロライナ州エイペックスに初の充電ステーション「リチャージェリー」をオープンし、同州ダーラムに本社と顧客体験ラボを設置した。8社の代表者によるテープカットセレモニーは、米国での充電ネットワーク構築への前例のないコミットメントを象徴するものとなったという。
2024年後半に行われた厳密なテストフェーズでは、自動車メーカーの車両と一般ドライバーが参加し、80種類以上の車種で4400回以上の充電セッションを実施。約6万3000kWhのエネルギーを供給し、ハードウェア、ソフトウェア、顧客体験の改善を重ねてきた。