いすゞのピックアップトラック、『D-Max』に改良新型…オフロード性能向上

いすゞ『D-Max』改良新型
いすゞ『D-Max』改良新型全 5 枚

いすゞ自動車は、ピックアップトラック『D-Max』の改良新型を英国で発表した。この新モデルは、耐久性、洗練性、技術面で新たな基準を設定し、「より賢く、より強く、より安全に」をコンセプトに開発されている。

改良新型D-Maxは、ビジネス向けと多目的向けの2つのラインナップで展開される。ビジネス向けの「ユーティリティ」モデルは、シングルキャブ、エクステンデッドキャブ、ダブルキャブの3タイプを用意。耐久性の高いビニール床材やスチールホイールを採用し、過酷な環境下での使用に適している。

一方、多目的向けのラインナップは、プレミアム機能と現代的なスタイリングを求める顧客向けに設計された。上位グレードの「Vクロス」は、9インチのインフォテインメントシステムや8スピーカーのプレミアムサウンドシステムを搭載し、高級感と実用性を兼ね備えている。

いすゞ『D-Max』改良新型いすゞ『D-Max』改良新型

安全性においても、改良新型D-Maxは大幅な進化を遂げている。全モデルに先進運転支援システム(ADAS)を標準装備し、インテリジェントアダプティブクルーズコントロールや交通標識認識、渋滞アシストなどの新機能を追加。ダブルキャブモデルには8つのエアバッグを搭載し、側面衝突時の保護を強化している。

オフロード性能も向上し、3.5tの牽引能力と1t以上の積載量を実現。全4WDモデルにリアデフロックを標準装備し、新たに追加された「ラフテレインモード」により、厳しい条件下でも安定した走行が可能となっている。

車内では、ソフトタッチ素材や人間工学に基づいたシートデザイン、広々とした後部座席スペースにより快適性を向上。全モデルにワイヤレス対応のマルチファンクションタッチスクリーンを搭載し、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応している。

改良新型D-Maxは、ビジネスユースから日常使いまで幅広いニーズに応える一台として、自動車市場に新たな選択肢を提供している。

いすゞ『D-Max』改良新型いすゞ『D-Max』改良新型

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  4. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  5. 【日産 エクストレイルNISMO 試乗】ベース比106万円アップも納得の、高い走りの質感…加茂新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る