フィアット500e、小粋な「ジョルジオ・アルマーニ」仕様をシカゴモーターショー2025に出展

フィアット500e Giorgio Armani Collector's Edition
フィアット500e Giorgio Armani Collector's Edition全 14 枚

フィアットは、2月8日に米国で開幕する「シカゴモーターショー2025」に、フィアット『500e』の「ジョルジオ・アルマーニコレクターズエディション」を出展すると発表した。

この限定モデルは、イタリア・トリノにあるフィアットのデザインスタジオ「チェントロ・スティーレ」とジョルジオ・アルマーニが緊密に協力して開発された。両者のデザイン哲学を融合させ、エレガンスとスタイル、そして持続可能性のバランスを追求している。

外装デザインの最大の特徴は、GAロゴを大きく配したカスタムホイールだ。遠くからでも強い印象を与えるデザインで、微妙な3次元的な表面処理により空力性能も向上させている。ホイールには洗練された2トーンのアノダイズド加工が施され、側面の精密な溝がエレガントさを際立たせている。

フィアット500e Giorgio Armani Collector's Editionフィアット500e Giorgio Armani Collector's Edition

ボディカラーには2種類の専用色が用意された。1つはジョルジオ・アルマーニのスタイルと洗練された趣味を反映した独特のグリーン。もう1つは、グレーとベージュを融合させたアルマーニ独自の洗練されたシェードである「セラミックグレージュ」だ。

内装は、アルマーニ/カーサやファッションコレクションからインスピレーションを得ており、高度な職人技を体現している。シートの中央部分にはシェブロンステッチと3次元パターンが施され、伝統的な仕立ての技法を想起させる。キャビン内の素材は、最先端の技術と職人技を融合させている。

フィアット500e Giorgio Armani Collector's Editionフィアット500e Giorgio Armani Collector's Edition

パワートレインには電気モーターを採用し、最大出力117hp、最大トルク162lb-ft(220Nm)を発生。0-48km/hの加速は3秒以内。42kWhのバッテリーを搭載し、1回の充電での航続距離は最大240kmだ。レベル2(11kW)の充電器で4.5時間で充電が完了する。

最新技術の搭載も見逃せない。ワイヤレス携帯電話充電器、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Auto、そしてナビゲーション機能付きの10.25インチUconnect 5タッチスクリーンを装備している。

フィアット500e Giorgio Armani Collector's Editionフィアット500e Giorgio Armani Collector's Edition

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る