スズキ『Vストローム1050』2025年モデルが発売、何が変わった?「DE」との違いとは?

スズキ Vストローム1050(手前)とVストローム1050DE(奥)
スズキ Vストローム1050(手前)とVストローム1050DE(奥)全 11 枚

スズキは、大型スポーツアドベンチャーツアラー『Vストローム1050』、『Vブイストローム1050DE』のカラーリングを変更して2月17日に発売すると発表した。またメーカー希望小売価格も改定し、170万5000円からとなっている。

スズキ『Vストローム1050』と『Vストローム1050DE』

Vストローム1050は、街中から高速道路、山岳路まで、長距離ツーリングでの様々な状況で快適に走行を楽しむことができるスポーツアドベンチャーツアラー。1036ccの水冷4サイクルV型2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、低中速域のトルクを維持しながら高回転域での伸びがあるVツインらしい特性を持つ。

電子制御システム S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)は、 IMU(慣性計測装置)等のデータを組み合わせる「モーショントラック・ブレーキシステム」のほか、クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ/ダウンが可能な双方向クイックシフトシステム、クルーズコントロールなどの機能を装備。5インチ大画面カラーTFT液晶メーターにはS.I.R.S.の設定状況を含む様々な情報を表示し、長距離ツーリングでの利便性を高めている。

そのスタイリングは、1988年発売のスズキ初のアドベンチャーツアラー「DR-BIG」のDNAを継承した独特な「クチバシ」デザインを、より現代風にアレンジすることで、スポーツアドベンチャーツアラーらしい力強いイメージを強調。高さの調整が可能なウインドスクリーン、頑強なスタイルを演出するアルミ製のテーパー形状のハンドルバーを標準装備しているのもポイントだ。

10スポークアルミキャストホイールに、フロント110/80R19とリヤ150/70R17のブリヂストン「BATTLAX ADVENTURE A41」ラジアルタイヤを装着。高い快適性と爽快な乗り心地を実現する。

また「Vストローム1050DE」には、トラクションコントロールシステムに専用のGモードを設定し、未舗装路での操縦安定性を高めた。フロントには大径の21インチホイールを装着し、前後タイヤにセミブロックパターンのタイヤを採用。さらに、標準車より左右に20mmずつ幅を広げることで衝撃吸収性能が向上したハンドルバーや、外観向上や用品装着の為のアクセサリーバー、地面の飛び石等からエンジン下部を保護するアルミ製エンジンプロテクターを採用し、より個性を強めている。

カラーリングの変更により、Vストローム1050は「オールトグレーメタリック No.3/マットブラックメタリック No.2 」「マットスティールグリーンメタリック/マットブラックメタリック No.2」「グラススパークルブラック/マットブラックメタリック No.2」の3色、Vストローム1050DEは「チャンピオンイエローNo.2/グラススパークルブラック」「パールテックホワイト/グラススパークルブラック」の2色展開となった。

メーカー希望小売価格はVストローム1050が170万5000円、Vストローム1050DEが179万3000円となっている。

《レスポンス編集部》

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