コンチネンタル、水素駆動向け冷却ライン開発…新素材で水素燃料電池の寿命延長

コンチネンタルの水素燃料電池トラックのイメージ
コンチネンタルの水素燃料電池トラックのイメージ全 1 枚

コンチネンタルは、商用車の水素駆動システム向けに新たな冷却ラインを開発したと発表した。この新製品は、冷却回路へのイオン浸透を大幅に抑制する特殊な合成ゴム素材を使用している。

新素材の特性により、ライン材料からのイオン溶出が抑えられ、水素駆動システムの冷却回路へのイオン移動が減少する。これは、水素駆動システムの実用化における最大の課題の一つを解決するものだ。この製品革新により、水素駆動システムにおける車両部品の寿命が延長される。

従来、ライン材料からイオンが冷却回路に侵入すると、材料の劣化を引き起こし、効率低下や燃料電池のショートや漏電リスクの増加につながっていた。特に、プロトン交換膜(PEM)が損傷を受け、寿命が短くなる問題があった。

コンチネンタルは、この問題に対処するため、商用車の水素回路冷却用に合成ゴムの混合物を使用している。具体的には、高性能EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)をベースとした特殊混合物で、イオン溶出に対する高い耐性を実現する。

《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型トヨタ『セリカ』、2.0ターボ+4WDで復活か…全貌に近づく
  2. マツダ『CX-60』大規模刷新へ、内外装からエンジンまで…ラージ商品群4車種をテコ入れ
  3. トヨタのミッドシップスポーツ『MR2』、2028年復活へ…400ps超+AWDか
  4. 三菱『パジェロ』3階層のシリーズ展開へ…軽も登場、壮大なシリーズ化が始まる
  5. アルパインスターズ、秋冬シーズン向けライディングギア2製品を発表…防水・透湿・プロテクションが三位一体
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る