「米ホンダにはこんな魅力的な車が」新型『パスポート』発表に、SNSでは日本導入に期待の声も

ホンダ・パスポート新型の「トレイルスポーツ」
ホンダ・パスポート新型の「トレイルスポーツ」全 8 枚

ホンダ史上最強のアドベンチャーSUVを謳う新型『パスポート』。堅牢なデザイン、本格的なオフロード性能、高い汎用性を兼ね備えた新モデルの発表に、SNSでは「日本に来てほしい」といった声が多く集まっている。

日本のファンも注目するホンダの新型『パスポート』

新型パスポートは、「RTL」、「トレイルスポーツ」、「トレイルスポーツエリート」の3グレードで展開される。価格はRTLグレードで4万4750ドル(約690万円)からとなっている。

堂々たるサイズとデザインが魅力の新型パスポートは、ホンダのライトトラックプラットフォームをベースに開発。フロントの横剛性を72%、リアのねじり剛性を50%向上させることで、オンロード、オフロードともに快適性と操縦安定性が大幅に改善されている。ホイールベースは2.55インチ延長され、直進安定性と乗り心地が向上。トレッドも前後で拡大され、コーナリング性能が向上した。

パワートレインは、新開発の3.5リットルV6エンジンを搭載。285hpのパワーと262lb-ft(355Nm)のトルクを発生し、クラストップレベルの出力を誇る。また、初めて10速オートマチックトランスミッションを採用し、走行性能が向上している。

全グレードに標準装備される第2世代i-VTM4全輪駆動システムは、前モデルから大幅に強化された。リアドライブユニットのトルク処理能力が40%向上し、応答性も30%改善されている。これにより、あらゆる走行シーンでトラクション性能が最適化されている。

新型の魅力のひとつが、「トレイルスポーツ」グレードに採用された本格的なオフロード仕様だ。オフロード向けにチューニングされたサスペンション、強化された全輪駆動システム、頑丈なスチール製アンダーボディスキッドプレート、オレンジ色の牽引フック、専用設計のオールテレーンタイヤなどを標準装備している。

また「トレイルスポーツエリート」グレードには、新開発のトレイルウォッチカメラシステムを搭載。4つの外部カメラを使用して、前後左右と360度の映像を提供し、ドライバーの死角をカバーする。これにより、急な斜面や深い轍、道路の端など、通常では見えにくい障害物の回避をサポートする。

そんな新型パスポートは北米での販売となるが、X(旧Twitter)では日本のファンからも多くのコメントが集まっている。

「ホンダらしさもありながら、無骨な感じがして良いね」「内装がマツダチック~カッコイイなぁ」「米ホンダにはこんな魅力的な車があるんだね」など、内外装に対して多くの高評価が集まっている。

「マジでかっこいいから日本でも販売してほしい」といった国内導入に期待する声も多いものの、「カッコいいけど、車幅2m超は無理だわ」といった声も見られ、アメリカンなサイズが課題となっているようだ。

《小國陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  2. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. まずは街で最適解を出す! ダンパー減衰の基礎と“曲がる・止まる”が変わる実践チューニング~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る