ZFの新世代ステアバイワイヤ、中国NIOのフラッグシップEVに搭載

ZFの最新世代のステアバイワイヤシステム
ZFの最新世代のステアバイワイヤシステム全 3 枚

ZFは、中国の電気自動車メーカーNIOの最新フラッグシップEV『ET9』に、最新世代のステアバイワイヤシステムを供給すると発表した。このシステムは、ステアリングホイールアクチュエーターとステアリングギアアクチュエーター、そして関連ソフトウェアで構成されている。

ステアバイワイヤ技術により、ET9はステアリングホイールと前輪の間に機械的な接続がない状態で走行することが可能となる。これは、従来の自動車設計の常識を覆す革新的な技術だ。

ZFは2024年に「シャシーソリューション」部門を設立し、電子制御ステアリングシステムや電子制御ブレーキシステム、制御ダンピングシステムなど、包括的なポートフォリオを構築した。これらの技術は、ZF独自のcubiXソフトウェアと組み合わせることで、ソフトウェア定義車両の基盤を形成している。


《森脇稔》

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