BSサミットが取組をアピール、組合員拡充をめざす…IAAE 2025に出展へ

BSサミット
BSサミット全 2 枚

自動車修理ネットワークのBSサミット事業協同組合は、アフターマーケット展示会のIAAE 2025:第22回国際オートアフターマーケットEXPO 2025に出展する。組合の取り組みを業界関係者にアピールし、組織を増強するために、今年も協賛会社各社とともに出展する。

「自動車アフターマーケットの上流に位置する自動車メーカーが、どのような環境と制約の中で自動車を開発しているのか、それを知らずして今後の自動車アフターマーケットにおいて必要なことを導き出すことは難しい」と、BSサミットは考える。

BSサミットの組織概要、活用内容、組合員拡充の必要性、今後の方針などを業界関係者に広くアピールし、来るべき未来に備えてBSサミットがいち早く対策を練り、DMS (メーカー・ダイレクト・メンテナンス・ソリューション)という形で実行に移していることを、業界関係者に広くアピールし、新たな組合員の募集を行なうことが出展のねらいだ。

会期2日目の27日13時からは、組合員拡充委員会の坂井委員長(静岡支部、坂井モーター)が「5年後の整備事業者のあるべき姿を見据えて」と題した出展者プレゼンテーションを行なう。坂井委員長は、「整備事業者のみんなはWP29を知っているか?」と疑問を呈し、「自動車のIoT化が進みサイバーセキュリティ対策が不可欠になった時に、我々整備事業者は従来のように整備や修理を行なえるのだろうか」と強い危機感を持っていることを踏まえながら、BSサミットの先進的な取り組みを紹介し、新しい組合員を募る。

BSサミットのブースでは、あかつき、アクサルタコーティングシステムズ、EBE、イヤサカ、オリジン、ケンテックス、計6社の協賛会社と、BSサミット事業協同組合が展示を行なう。さらに昨2024年、試験的に設けたBSサミットブース内のプレゼンテーションコーナーを今年も用意して、協賛企業各社の製品・サービスを訴求する場として、またBSサミットの組合員募集をPRする場として活用する。

IAAEは、自動車の売買・整備・メンテナンスをはじめとする自動車のアフターマーケットビジネスの活性化を図ることを目的に、交流の場を創出するコンベンションだ。自動車特定整備認証、運用が開始されたOBD検査など、様々な自動車アフターマーケットに関する最新情報や業界動向を、展示・実演・セミナーなどにより情報を発信する。

2025年は2月26~28日に東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催される。22回目となる今回の開催は、出展者数が国内219社、海外170社(1月28日現在)となり、最大級規模での開催となる。主催は国際オートアフターマーケットEXPO実行委員会。

《高木啓》

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