北米PHEV販売トップ、ジープ『ラングラー4xe』にオフロード向け限定車「バックカントリー」登場

ジープ『ラングラー4xe』の「バックカントリー」
ジープ『ラングラー4xe』の「バックカントリー」全 12 枚

ジープは電動SUV『ラングラー4xe』の限定車「バックカントリー」を米国で発表した。このモデルは、「4xeサハラ」をベースに、より高度なオフロード性能を求める顧客向けに開発された限定モデルだ。

ジープ『ラングラー4xe バックカントリー』

ラングラー4xe バックカントリーは、4xeサハラの標準装備に、フロントおよびリアのスチールバンパー、ロックレール、Mopar製シングルループグリルガード、275/55R20サイズのGeneral Grabber A/Tタイヤと専用20インチホイール、専用のフードやフェンダー、リアスイングゲートのデカール、フロントトレイルカム、トレーラー牽引パッケージ、ジープパワーボックス(車両の高電圧バッテリーから電力を供給)、9スピーカーのAlpineオーディオシステム、GPSナビゲーション、アドベンチャーガイド(オフロードトレイルガイド)を追加した。

クラス唯一のプラグインハイブリッドパワートレインを標準装備。これにより、街中での走行から本格的なオフロードまで、高性能と燃費効率を両立している。実際、ラングラー4xeは4年連続でアメリカのプラグインハイブリッド車販売台数トップを記録している。

さらに、Uconnect 5システムを通じてダウンロード可能なオフロードトレイルガイドは、62以上のジープバッジオブオナートレイルの詳細なガイドを提供。難易度評価やルート説明、主要ポイントなどの情報を12.3インチスクリーンに表示する。プレミアムサブスクリプションでは3000以上のトレイルガイドが利用可能となる。

北米市場で5800台限定で販売される予定だ。この新モデルは、ジープブランドのオフロード性能への注力と、環境に配慮した電動化戦略の両立を象徴する製品といえる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る