三菱電機、AI活用のプラスチック「スマート静電選別」技術開発…自動車産業の環境規制に対応

検証実験を開始した「スマート静電選別」検証機
検証実験を開始した「スマート静電選別」検証機全 1 枚

三菱電機は、AIを活用した世界初の「スマート静電選別」技術を開発し、検証実験を開始したと発表した。この技術は、混合プラスチック片の組成変化に応じて自動で選別できる画期的なものだ。

背景には、自動車産業における環境規制の強化がある。2023年7月、欧州委員会は新車に使用されるプラスチックの25%を再生材とする規則案を発表した。これを受け、各産業界ではプラスチックリサイクル率の向上が急務となっている。

三菱電機の新技術は、従来の静電選別技術にAIと各種センサーを組み合わせたものだ。プラスチック片の選別前後の組成識別センサーや、独自の比電荷分布評価システムを開発。これらのセンシング結果に基づき、AIが選別機を最適な条件に自動制御する。

《森脇稔》

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