アイシンが描く次への戦略:メーカーの枠を超えて…IAAE 2025で訴求予定

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アイシンは、2月26~28日に東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催されるアフターマーケット展示会、IAAE 2025(第22回国際オートアフターマーケットEXPO 2025)に出展する。アイシンが描く次への戦略は、「トータルパーツ&サービスプロバイダー」だという。

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アイシンは部品メーカーの枠を超え、ユーザーの困りごとに寄り添い、整備機器やメンテナンス部品、オイル・ケミカル類、さらにはタイヤやバッテリーなど、トータルなアフターマーケット支援を通じて、車社会の課題解決に貢献することをめざす。

IAAE 2025向けにはさまざまな商品の出展を準備している。特に力を入れるのは近日発売予定のジャンプスターターだ。アイシンのジャンプスターターは、乗用車やトラック(12V/24V)など幅広い車に対応する。東京ビッグサイトでは事業者向けの大容量タイプを展示する予定だ。IAAE 2025を通じて、ユーザーがどのような仕様に興味があるのかをヒアリングしながら、品揃えを検討していく。

アイシンは近年、国内でカー用品店を運営する中で、エンドユーザーの声を聞く機会が増え、実際のニーズを反映した商品を提供する重要性を再認識している。アイシンは単なる商品提供にとどまらず、ユーザーの期待を超えるような「トータルパーツ&サービスプロバイダー」をめざしている。アイシンでは、アイシンのコンセプトに共感できる代理店、部品商、整備工場を増やしていくことが、現在の課題だという。

アイシンは「ユーザーは多様な商品を選べるべき。選択肢が増えることは、ユーザーにとっても整備工場にとっても、地域部品商にとっても、さらには業界全体にとっても大きなメリットがある」と考える。アイシンでは自身の目利き力を活かし、「良品廉価」な商品を提供することで、選択肢を提供していきたいとする。

IAAEは、自動車の売買・整備・メンテナンスをはじめとする自動車のアフターマーケットビジネスを活性化するため、交流の場となるコンベンションだ。自動車特定整備認証、運用が開始されたOBD検査など、自動車アフターマーケットに関する最新情報や業界動向について、展示・実演・セミナーなどにより発信する。最大級規模になる。主催は国際オートアフターマーケットEXPO実行委員会。

《高木啓》

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