ロールスロイス『ゴースト・シリーズII』日本上陸、デザインを大胆刷新

ロールスロイス ゴースト・シリーズII
ロールスロイス ゴースト・シリーズII全 27 枚

ロールスロイス・モーターカーズは26日、『ゴースト・シリーズII』の日本展開を開始したことを発表した。「ロールス・ロイス史上最も先進的でドライバー志向のエンジン搭載モデル」を謳う。

ゴーストは、新しいカテゴリーの高級車のニーズの高まりを受けて開発されたモデルで、2009年に登場。自ら運転する喜びを感じられる新時代のロールスロイスだ。

ロールスロイス ゴースト・シリーズIIロールスロイス ゴースト・シリーズII

「シリーズII」として進化したゴーストは、外観デザインを大幅に刷新。ヘッドライトとデイタイムランニングライトのグラフィックが一新され、2148mmの堂々とした車幅を強調するデザインとなっている。フロントエンドには新しいクローム仕上げが施され、象徴的なパンテオン・グリルとスピリット・オブ・エクスタシー像がより印象的に配置されている。

リアビューでは、新しいテールランプを採用。サイドとリアのデザインが調和し、EVクーペの『スペクター』からインスピレーションを得たスタイリングとなっている。

ロールスロイス ゴースト・シリーズIIロールスロイス ゴースト・シリーズII

新採用の22インチ、9スポークのホイールは、全面ポリッシュ仕上げ、または部分ポリッシュ仕上げから選択可能となっている。

インテリアでは、新しいピラー・トゥ・ピラーのガラスパネルに収められたセントラル・インフォメーション・ディスプレイに、高機能の「SPIRIT」オペレーティング・システムを搭載。これにより、ハードウェアからソフトウェアまで、カスタマイズの範囲が大幅に拡大。デジタルのインストルメント・ダイアルの色をインテリアやエクステリアに合わせて変更できるようになった。

ロールスロイス ゴースト・シリーズIIロールスロイス ゴースト・シリーズII

さらに、エンターテインメントとコネクティビティも大幅にアップグレード。後部座席のスクリーンには最大2台のストリーミング・デバイスを接続でき、それぞれのスクリーンで独立してコンテンツを楽しむことができる。また、Wi-Fiホットスポットの機能も強化された。

パワートレインには、6.75リットルのV型12気筒ツインターボ・ガソリン・エンジンと8速ギアボックスを搭載。最大トルクはアイドリングの1000rpmからわずか600rpm上の1600rpmから発生、ロールスロイス特有の「ワフタビリティ(浮遊感)」を生み出す。

独自のアッパー・ウィッシュボーン・ダンパー・ユニットを組み込んだ「プラナー・サスペンション・システム」は、連続可変の電子制御ショック・アブソーバーやセルフレベリング機構付きの大容量エアストラット・アセンブリと連動することで、ロールスロイス特有の「マジック・カーペット・ライド」を実現する。

ロールスロイス ブラックバッジ ゴースト・シリーズIIロールスロイス ブラックバッジ ゴースト・シリーズII

またサスペンションとシャーシのシステムは、カメラで前方の道路を読み取り、路面の変化に合わせてサスペンションを可変させる「フラッグベアラー・システム」によって強化。これに加え、データを利用してカーブの曲率に応じた最適なギアを選択する「サテラ
イト・エイデッド・トランスミッション」を搭載するなどにより悪路を予測。安定した走りと極めて高い静粛性を実現する。

ラインアップは、標準モデルのゴースト・シリーズIIのほか、600ps&441kWに強化された「ブラックバッジ」、全長を5715mmまで延長しリアドアとその開口部を拡張した“最上級のリア・スイート・スペース”を持つ「エクステンデッド」を揃える。

ロールスロイス ブラックバッジ ゴースト・シリーズIIロールスロイス ブラックバッジ ゴースト・シリーズII

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る