「XCRスプリントカップ北海道」ヨコハマタイヤユーザーが2クラスで連勝、ダイジェスト映像も公開

XC-2 クラス 1 位 CUSCO YH ジオランダーHILUX
XC-2 クラス 1 位 CUSCO YH ジオランダーHILUX全 4 枚

2025年シーズンの「XCRスプリントカップ北海道」第1戦(2月2日)・第2戦(2月16日)で、横浜ゴムの「iceGUARD SUV G075」装着チームが2クラスで連勝を獲得した。

このシリーズはいわゆる“クロカン4WD”をはじめとしたSUVを対象としたもので、北海道各地を転戦する全6戦で競われている。一般的なラリーと同じく、クローズドコースや林道に設けられたSS(スペシャルステージ)を舞台に、ドライバーとコ・ドライバーのコンビが大柄な車体を駆り、迫力のある走りでタイムアタックを繰り広げる。

開幕2戦は冬季北海道ならではの特別なコンディションであるスノー路面で競われ、クローズドコースの新千歳モーターランドと林道に設けたSSでレースが展開された。クラスはエンジン排気量などでXC-1からXC-3までの3クラスを設定、第1戦は全10台、第2戦は全9台が参戦した。

XC-2 クラス 1 位 番場彬選手/梅本まどか選手XC-2 クラス 1 位 番場彬選手/梅本まどか選手

2022年からトヨタ・ハイラックスを駆って3年連続でシリーズチャンピオンを獲得しているXC-2クラス番場彬選手は、第1戦を梅本まどか選手、第2戦を藤田めぐみ選手とのコンビで制し、XC-1クラス惣田政樹選手/猿川仁選手組とともに、ヨコハマタイヤユーザーが2クラスで連勝と、幸先の良い展開となった。

両チームの健闘は、シリーズ連覇へ向けてその足元を支えた横浜ゴム「iceGUARD SUV G075」の性能の高さも証明。

なお、タイから参戦した2024アジアクロスカントリーラリーチャンピオン、マナ・ポーンシリチャード/キティサック・クリンチャン組の走りも収めた、第1戦のダイジェスト動画がYouTubeの横浜ゴム公式チャンネルで公開が開始されている。

シリーズは長いインターバルに入り、第3戦は7月4日から6日に開催される。次回は全日本ラリー選手権と併催され、SSの距離も長い、スケールの大きなグラベル(未舗装路)ラリーとなる。北の大地で繰り広げられるダイナミックな戦いと、横浜ゴム「GEOLANDAR」装着チームの活躍に注目したい。

XC-2 クラス 2 位 TOYOTA HILUX FAST FORWARDXC-2 クラス 2 位 TOYOTA HILUX FAST FORWARD

《ヤマブキデザイン》

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