希少車のオンパレード!…静岡・三保レトロカーフェスティバル いすゞ+スバルミーティング

静岡・三保レトロカーフェスティバル いすゞ+スバルミーティング
静岡・三保レトロカーフェスティバル いすゞ+スバルミーティング全 41 枚

静岡県静岡市の旧東海大学自然史博物館前駐車場で2月23日、「静岡・三保レトロカーフェスティバル いすゞ+スバルミーティング」が行われ、170以上の旧車や希少車が集まった。

【画像全41枚】

いすゞ『ジェミニ』のオーナーズクラブ「フロントロウGコネクション」の主催。同クラブは愛知や静岡などを中心とした活動をしており、いすゞ車のミーティングを活発に開いている。

その中でこのミーティングは、いすゞ車のみならずスバル車をはじめとした旧車全般に門戸を開いたものだ。主催の都築健二さんによると「最初はいすゞ車だけでしたが、乗用車が少なく、なかなか台数が集まらないこともあり、OEMつながりのあるスバル車も参加いただこうと。後に旧車全般に興味ある人はどうぞというスタンスになりました」。

この日集まって来たいすゞ車は『ベレット』『117クーペ』『フローリアン』『ジェミニ』『ピアッツア』『アスカ』など。『ビークロス』や『ビッグホーン』、『エルフ』の姿もあった。これだけ揃うと壮観である。

希少な個体も多かった。ベレットGTのファストバックは4台も並んだ。車体後部を117クーペと同じくハンドメイドされた受注生産のモデル。349台しか製造されなかったというレア車だ。1980年に創設されたベレットオーナーズクラブ・イン・ジャパンの初代会長車もその中の1台。「ベレットはハンドリングがロータス『エラン』のフィーリングで軽快。シフトチェンジもコクコク決まって気持ちが良いんです」と話していた。

地味ながらアスカ ターボLG(1988年)も受注生産の希少車。しかも5MT、ロマネスクシルバーの外装色など、「同じもの見たことない」というオーナーだった。

フローリアン1800デラックス(1972年)に、なんと(書類無しだった)117クーペ1800XEのDOHCエンジン&5速ミッション、4輪ディスクブレーキなどを移植した個体には驚いた。ウエーバー2機を装備し、「用もないのにキャブ調整しながらニコニコして乗ってます」とオーナーは嬉しそうだった。

クラブ代表の都築さんの愛車は、新車で購入して40年近く乗っているというディーゼルエンジンのジェミニC/C(1987年)。しかし見た目は迫力のイルムシャー仕様だ。「中身は全くのノーマルで遅いです(笑)。代表になる前にクラブ入会して改造にハマり今に至ります。一度ディーゼルなのに母がガソリンを入れてしまい壊れたので、エンジンは載せ替えるなどいろいろありましたが、今は調子良く乗ってます」。 

スバル車は、7台の『アルシオーネ』が目立った。こちらも希少車ながら、オーナーズクラブの「クサビ」メンバーなどが足並みを揃えての参加のようであった。3代目『レオーネ』のセダンとバンや、初代『ジャスティ』、初代『レックス コンビ』なども、かなりの好きモノ揃いであった。

このほかにも、マツダ『コスモスポーツ』、フェラーリ『ディーノ』、日産『スカイライン』、日産『シルビア』、スズキ『フロンテ』、ダイハツ『フェロー』、フォード『アングリア』、ラーダ『ニーヴァ』などに、メッサーシュミット『KR200』やBMW『イセッタ』といった超小型のバブルカーも加わって大盛況となった。

事前予約は不要とあってどんなクルマが来るか、何台集まるかなどは始まってみないと分からないミーティングだが、お昼頃に数えてみると170台以上を確認。毎年2月最後の日曜日に開催されており、他の旧車イベントが極端に少なくなる時期にあって温暖なエリアならではのメリットだろう。

雨が降れば極端に参加車が減るという天候任せだが、この日は快晴の絶好のイベント日和に。これだけ集まったのは主催者の努力と告知拡散のたまものであり、車両そのものも興味深い個体が多く、見応えのあるミーティングであった。

《嶽宮 三郎》

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