キア、新型商用EV『PV5カーゴ』発表、日本導入は2026年春を予定

キアの新型商用EV『PV5カーゴ』
キアの新型商用EV『PV5カーゴ』全 5 枚

ヒョンデ傘下のキアは、新型商用EVの『PV5カーゴ』を発表した。2026年春、日本市場への導入が予定されている。

キアの新型商用EV『PV5カーゴ』

PV5カーゴは、スタンダード、ロング、ハイルーフの3仕様が用意され、ハイルーフにはウォークスルー版も設定されている。最大積載量は5.1立法mで、従来のCDV(乗用車ベースのバン)と比較しても競争力のある容量を確保している。また、荷室の床面高さが419mmと低く設定されており、荷物の積み下ろしの負担を軽減する工夫が施されている。

キアのデザイナーは、PV5カーゴの広々とした荷室に革新的なアプローチを取り入れた。オプションで用意されるL字型トラックシステムは、荷室の側面、天井、仕切り壁に取り付けられ、荷物を効果的に固定できるスライド式のタイダウンリングを自由に配置することができる。

キアの新型商用EV『PV5カーゴ』キアの新型商用EV『PV5カーゴ』

さらに、PV5カーゴは車両から電源を取り出せるV2L機能を搭載し、作業効率の向上に貢献する。キアは堅牢なデータ収集・分析機能を活用し、顧客のフリート(車両群)の生産性を包括的に向上させることを目指している。

このデータ主導型アプローチにより、予防保守や事故率の低減、修理コストの削減、迅速な事故解決と車両整備が可能となり、ダウンタイムを最小限に抑えることができる。キアはフリート管理サービスプロバイダーと協力し、高品質なデータをAPI形式で提供することで、PV5顧客の車両管理とビジネス成果の向上を支援している。

キアの新型商用EV『PV5カーゴ』キアの新型商用EV『PV5カーゴ』

PV5カーゴの駆動システムには、51.5kWhまたは71.2kWhのNCMバッテリー、さらに43.3kWhのLFPバッテリーオプションが用意されている。フロントに搭載された120kWのモーターは250Nmのトルクを発生し、仕様に応じて最大400kmの航続距離を実現する。また、急速充電を使用すれば30分で10%から80%まで充電が可能だ。

《森脇稔》

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