樹脂成形と表面塗装を一工程で、日本ペイントと内浜化成が国内初の技術を開発

型内塗装試作品 ルーフトップガーニッシュ(縦160mm×横1020mm)
型内塗装試作品 ルーフトップガーニッシュ(縦160mm×横1020mm)全 3 枚

内浜化成と日本ペイント・オートモーティブコーティングスは、国内初となる自動車向け熱可塑性樹脂大型外装部品の型内塗装技術を共同開発したと発表した。

この技術は、樹脂成形と表面塗装を一工程で行うもので、工程短縮やCO2排出量60%削減、VOC排出量ゼロ化に寄与する。

型内塗装技術は、金型内で樹脂成形後に塗料を注入し、成形品の表面に塗膜を形成する方法だ。これにより、従来の塗装方法で必要だった「塗装ブース」や「乾燥炉」が不要となる。また、NPACが開発した無溶剤型塗料を使用することで、99%以上のVOC削減を実現し、環境にも配慮している。


《森脇稔》

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