世界最小の半導体検査用プローブは直径0.08mm、小型化ニーズに応えてヨコオが開発

ヨコオが開発した世界最小の半導体検査用プローブ
ヨコオが開発した世界最小の半導体検査用プローブ全 1 枚

ヨコオは、直径わずか0.08mmの「世界最小100μmピッチプローブ」を開発した。すでに量産を開始しており、5月末から顧客への供給を予定している。

このプローブは、半導体製造の前工程検査で使用されるもので、大量のチップが印刷されたシリコンウェハの電気検査に用いられる。プローブは上下のピン(プランジャー)とチューブ(バレル)、スプリングの4つの部品で構成され、ピンを押すとチューブ内のばねが伸縮する仕組みだ。

今回の開発により、直径を従来比約20%細くした直径0.08mmのプローブが実現した。ばねの製造方法を見直し、微細精密加工技術を駆使することで、安定した接触抵抗値、ばね圧、先端位置精度を持つ製品化が可能となった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. Honda車ユーザー必見!今乗っている愛車に“新車級の艶”を甦らせる純正ボディーコーティング『フレッシュキーパー』の真価PR
  5. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る