世界最小の半導体検査用プローブは直径0.08mm、小型化ニーズに応えてヨコオが開発

ヨコオが開発した世界最小の半導体検査用プローブ
ヨコオが開発した世界最小の半導体検査用プローブ全 1 枚

ヨコオは、直径わずか0.08mmの「世界最小100μmピッチプローブ」を開発した。すでに量産を開始しており、5月末から顧客への供給を予定している。

このプローブは、半導体製造の前工程検査で使用されるもので、大量のチップが印刷されたシリコンウェハの電気検査に用いられる。プローブは上下のピン(プランジャー)とチューブ(バレル)、スプリングの4つの部品で構成され、ピンを押すとチューブ内のばねが伸縮する仕組みだ。

今回の開発により、直径を従来比約20%細くした直径0.08mmのプローブが実現した。ばねの製造方法を見直し、微細精密加工技術を駆使することで、安定した接触抵抗値、ばね圧、先端位置精度を持つ製品化が可能となった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 雨天・高速走行時の浮き上がりを防ぐ! ダイハツ『エッセ』など4車種用「スポーツエアロワイパーブレード」を発売
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る