VW、新型入門SUV『テラ』発表、デザインには隠し要素も

フォルクスワーゲン・テラ
フォルクスワーゲン・テラ全 5 枚

フォルクスワーゲンは、新型SUV『テラ』をブラジルで発表した。VWのラインナップにおいて『ポロ』と『ニヴァス』の間に位置づけられる新たなエントリーSUVとなる。

ブラジルでは2024年上半期、ラテンアメリカでは下半期に発売される予定だ。VWはテラを量販モデルと位置づけており、SUV市場でのリーダーシップ強化と拡大を目指している。

このモデルは、ブラジルで100%設計・開発・生産されるが、その野心はグローバルに及ぶ。アルゼンチン、チリ、コロンビア、ウルグアイ、メキシコなどのラテンアメリカ諸国に加え、アフリカ大陸でも販売される予定で、合計25か国以上での展開が計画されている。

フォルクスワーゲン・テラフォルクスワーゲン・テラ

テラは、VWの南北アメリカ地域デザイン責任者のホセ・カルロス・パヴォーネ氏率いるチームによってデザインされた。流動的なラインと独特のリアスカルプチャーが特徴的な、ブラジルにおけるVWモデルの新しいデザインアイデンティティを体現している。

装備面では、ダイヤモンドカット仕上げのアルミホイール、LEDヘッドライトとテールライト、10インチのデジタルインストルメントクラスター、VW Play Connectインフォテインメントシステム、ワイヤレス充電、アンビエントライト、ADASパッケージなどが用意される。

さらに、テラには「イースターエッグ」と呼ばれる隠し要素が初めて採用された。リアウィンドウのワイパー付近には、『ビートル』、『ゴル』、テラというVWブラジルを象徴するモデルが描かれており、ボディ各所には「Trip mode on」などの文字やイラストが隠されている。

フォルクスワーゲン・テラフォルクスワーゲン・テラ

《森脇稔》

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