「運転者管理システム」の運用3月22・23日全国一斉停止、マイナカード移行作業で免許証更新業務もストップ[新聞ウォッチ]

運転者管理システム」の運用3月22・23日全国一斉停止、マイナカード移行作業で免許証更新業務もストップ(写真はイメージ)
運転者管理システム」の運用3月22・23日全国一斉停止、マイナカード移行作業で免許証更新業務もストップ(写真はイメージ)全 2 枚

約8200万人といわれている自動車の運転免許証を保有する人は、更新してから3年後か5年後の誕生日の前後1か月に再び更新することが義務付けられているが、更新業務などに必要な警察庁の「運転者管理システム」が、3月22、23の2日間、その運用を全国で一斉にストップすることになったという。

3月24日から交付がスタートするマイナンバーカードと一体化した「マイナ免許証」への移行に伴う切り替え作業のためだそうで、システム障害以外に業務日にこのシステムを全国で停止するのは、1969年に運用が始まって以来、初めてのことだそうだ。

きょうの産経なども共同通信が配信した記事を取り上げているが、運転者管理システムは、全国の運転者の情報を警察庁で一元的に集約し、免許証の新規交付や更新などの運転免許事務を適切に行うための警察独自のネットワーク。交通違反の記録や累積点数も管理し、免許の取り消しや停止などの行政処分、交通事故統計の作成にも利用されるという。

警察庁幹部は「免許制度の大転換」としており、「移行作業に2日間かけて交付に支障が出ないよう万全を期す」とも伝えている。23日の日曜日は、通常ならば業務日だが、業務日ではない土曜日の22日とともに、各種手続きができなくなるため、免許証の更新期限が迫っている保有者は要注意。それにしても、健康保険証と同様にマイナカードと紐づけるメリットが理解できない人もいることだろう。

2025年3月6日付

●ガソリン税野党が火花、維新「与野党協議体」巡り(読売・4面 )

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●運転免許システム、22、23日一斉停止「マイナ」移行作業(産経・24面 )

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《福田俊之》

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