ネオクラシックのスカイラインなど…クラシックカーフェスティバル in アグリパークゆめすぎと

クラシックカーフェスティバル in アグリパークゆめすぎと
クラシックカーフェスティバル in アグリパークゆめすぎと全 59 枚

埼玉県杉戸町の「道の駅アグリパークゆめすぎと」で3月2日、「クラシックカーフェスティバル in アグリパークゆめすぎと」が行われ、歴代の日産『スカイライン』やBMC・ローバー『ミニ』など170台がエントリーした。

日本旧軽車会の主催(吉崎勝会長)。参加資格は車検対応済の2000年式車までとシザースドアの軽車両。車高短、爆音車等族仕様車は除く。

この日は開催日の3月2日にかけて、日産32型『スカイライン』とBMC・ローバー『ミニ』、日産『サニー』にフォーカス。それぞれにバラエティ豊かな個体が集まった。

スカイラインは、いわゆるハコスカやケンメリといった旧車イベントではお馴染みのシリーズはもちろん、ネオクラシック世代の6代目R30型から10代目R34型までが並び、その人気ぶりが伺えた。

BMCからローバーに至るミニは、15台ほどが集結。初代の「MK I」ルックにしたローバーミニ(2000年)の女性オーナーは愛車と同じ年齢。「街で走っているのを見て一目惚れし20歳で今日入しました。マニュアルだし運転が楽しい」と笑顔だった。

珍しい初代トヨタ『マークII』ハードトップGSSは、2台が並んだ。「車体は軽く、ツインカムエンジンで140馬力あるので今も軽快に速く走れます」とオーナー。「この会場はこのクルマを知ってる人が結構いて驚いています」。

初代の三菱『デボネア』や、『エクリプス』、メッサーシュミット『KR200』、MG『YA』といったレア車が多かった中、威風堂々の存在感を見せていたのがベントレー『コンチネンタルT』(1997年)。歴代ロールス&ベントレーで、最強バージョンの頂点モデルといわれ、6747ccのV8エンジンを搭載しており、「トルクが太くて運転がすごく楽」とオーナー。7年間にわずか321台の生産で、日本に輸入された44台のうちの1台だった。

この日はポカポカ陽気となり、会場は1日中にぎわった。吉崎勝会長は「現在、旧車に乗っている70歳前後のお父さんの子供さんが30~40歳代となって、お父さんが若い頃買えなかった当時のクルマを購入して楽しんでいます。ちょうどネオクラシックのクルマ。世代交代も進んでいるようで何よりです」と話していた。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る