マルチスズキの小型トラック『スーパーキャリー』、印セグメント初のESP搭載

マルチスズキ『スーパーキャリー』
マルチスズキ『スーパーキャリー』全 1 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキは、小型トラック『スーパーキャリー』に、セグメントで初めてESP(電子制御安定装置)を搭載したと発表した。

新たに搭載されたESPは、7つの安全機能を統合した高度なシステムだ。具体的には、アンチロックブレーキシステム(ABS)、電子制動力配分装置(EBD)、エンジンドラッグコントロール(EDC)、トラクションコントロールシステム(TCS)、横転防止機能、油圧ブレーキアシスト(HBA)、そして電子制御安定装置(ESP)が含まれる。

これらの機能により、急ブレーキ時の車輪ロックアップ防止や、積載量に応じた最適な制動力配分、滑りやすい路面での優れたグリップ力の維持、急カーブでの安定性向上などが可能となる。マルチスズキは、これらの機能がドライバーと積荷の両方を守り、ビジネスと家族の安全性を高めると強調している。

スーパーキャリーは、マルチスズキの先進的な1.2リットルKシリーズデュアルジェット、デュアルVVTエンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載し、優れた性能と効率性を実現している。同社は、インド全土270都市の370以上の商用車販売店でスーパーキャリーを販売しており、eコマース、宅配、日用消費財、物流など幅広い用途で活用されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る