BYD、カザフスタン市場に本格参入…厳しい大陸性気候に最適化、PHEV展開に注力

カザフスタン市場に本格参入するBYD
カザフスタン市場に本格参入するBYD全 4 枚

BYDが、カザフスタン市場に本格参入した。現地のアスタナモーターズが、4つのディーラーで同時開催した公式セレモニーには、600人以上の来場者が訪れた。

2024年に前年比41%増の430万台のNEVを販売し、トヨタ、フォルクスワーゲン、フォードに次ぐ世界第4位の自動車メーカーとなったBYD。カザフスタン市場では、電気クロスオーバーの『SONG PLUS EV』、プラグインハイブリッドクロスオーバーの『SONG PLUS DM-i』、電気セダンの『HAN』が投入された。価格は1570万テンゲ(約467万円)からで、6年または15万km保証が付く。

BYDの革新的な技術の一つが、自社開発のリン酸鉄リチウムバッテリー「ブレードバッテリー」だ。2024年12月、英国の専門機関Electrifying.comから「2024年イノベーション賞」を受賞するなど、安全性、熱安定性、エネルギー密度の高さが評価されている。


《森脇稔》

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