トムス、フォートナイトで「シティサーキット東京ベイ」のメタバース展開へ…臨海副都心を仮想体験

トムスがFortnite(フォートナイト)上に「シティサーキット東京ベイ」をメタバースで展開
トムスがFortnite(フォートナイト)上に「シティサーキット東京ベイ」をメタバースで展開全 4 枚

トムスは、エピックゲームズが提供するオンラインゲームプラットフォーム『フォートナイト』上に、モータースポーツとテクノロジーが融合したエンターテインメント施設「シティサーキット東京ベイ」のメタバース空間を展開すると発表した。

『フォートナイト』に再現されたシティサーキット東京ベイ

このプロジェクトは、トムスがデジタル領域で推進する新たな実証事業として、Digital Innovation City(DIC)協議会と連携して進められる。すでにベータ版をリリースしており、3月13日に第一弾を正式公開する予定だ。

トムスがFortnite(フォートナイト)上に「シティサーキット東京ベイ」をメタバースで展開トムスがFortnite(フォートナイト)上に「シティサーキット東京ベイ」をメタバースで展開

トムスは、フォートナイトの高度なカスタマイズ機能を活用し、「シティサーキット東京ベイ」および臨海副都心エリアを再現したメタバース空間を構築した。この新たな空間では、世界中のユーザーがアバターを通じて自由に移動し、「シティサーキット東京ベイ」の屋外コースやオンラインレースに参加することができる。

このプロジェクトの目的は、フォートナイトのグローバルユーザーに向けた「シティサーキット東京ベイ」および臨海副都心エリアの認知拡大、インバウンド需要の創出、メタバース空間を活用した新たな観光・エンターテインメント体験の提供、そしてバーチャル体験を通じて新しいユーザー層をリアルなサーキットへ誘導する仕組みの構築だ。

メタバース空間の開発は、デジタルツイン技術を活用した仮想都市の構築に強みを持つスペースデータが担当する。トムスは、スペースデータと連携し、フォートナイト上でリアルなレース体験や自由な探索ができる環境を提供することで、「シティサーキット東京ベイ」の新たな来場者の獲得を目指す。

トムスがFortnite(フォートナイト)上に「シティサーキット東京ベイ」をメタバースで展開トムスがFortnite(フォートナイト)上に「シティサーキット東京ベイ」をメタバースで展開

東京都は、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送る「スマート東京」の実現を目指しており、臨海副都心は先行実施エリアの一つとなっている。臨海副都心では、「デジタルテクノロジーの実装」と「スタートアップの集積」を推進する「ベイエリアDigital Innovation City」(DIC)の実現に向けた取組を進めている。

このプロジェクトは、東京都の目指すデジタル化とエンターテインメントの融合を体現する先進的な取り組みだ。メタバース空間を通じて、世界中のユーザーに臨海副都心の魅力を伝え、実際の来訪につなげることが期待される。

《森脇稔》

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