ティアフォーが自動運転開発キットを刷新…高度な物体認識技術を導入可能に

リニューアルしたセンサーフュージョン開発キット
リニューアルしたセンサーフュージョン開発キット全 2 枚

自動運転技術を手がけるティアフォーは、自動運転システムと自律型マシンの開発を加速させる「センサーフュージョン開発キット」をリニューアルしたと発表した。

今回のリニューアルにより、従来の2台のコンピューターを1台に統合し、よりシンプルで効率的な構成で高度な物体認識技術を導入できるようになった。

この開発キットは、ティアフォーの自動運転用車載カメラ、LiDAR、自動運転用コンピューターを統合し、センサーフュージョンによる高度な物体認識の開発環境を提供する。利用者は、適切なセンサーやコンピューターの選定、ROS2を用いた開発環境の構築、システム間の同期やキャリブレーション、パーセプションモジュールの開発などの技術的課題を解決し、開発工数を削減できる。また、オープンソースのソフトウェアにより、独自の研究開発も可能だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る