トヨタ、新規モデル『C-HR+』発表、C-HRとは違う航続600kmのEV

トヨタ C-HR+
トヨタ C-HR+全 15 枚

トヨタ自動車は、欧州市場向けの新型EVで、SUVの『C-HR+』を発表した。従来のコンパクトSUV『C-HR』とは異なる完全新規モデルで、欧州市場での発売は2025年末から一部の国で開始。2026年から全欧州市場に展開される予定だ。

C-HR+は、2022年に発表された「コンパクトSUVコンセプト」がベースとなり、スリークでクーペライクなデザインを特徴とし、運転の楽しさを追求した本格的なSUVとして開発された。同時に、このクラスの車両に求められる広さや実用性、利便性も兼ね備えたという。

トヨタ C-HR+トヨタ C-HR+

C-HR+は、顧客のニーズに応じて2種類のバッテリーを用意。57.7kWhのバッテリーを搭載した前輪駆動モデルと、77kWhのバッテリーを搭載した前輪駆動および四輪駆動モデルが設定される。最大走行距離はWLTPモード基準で最大600km(暫定値)を実現。グレードやパワートレインによって異なる。

性能面では、トヨタの欧州ラインナップの中でGRシリーズを除いて最も高出力なモデルとなる。四輪駆動版は最高出力343hp(252kW)を発揮し、0-100km/h加速を5.2秒で達成する見込みだ。前輪駆動モデルは、57.7kWhバッテリー搭載車が167hp(123kW)、77kWhバッテリー搭載車が224hp(165kW)となっている。

トヨタ C-HR+トヨタ C-HR+

充電性能も向上し、11kWのオンボードチャージャーを標準装備。上位グレードでは22kWユニットも用意される。急速充電では最大150kWの充電速度に対応している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  2. その“黄色い枠”も隠せます! 必見のナンバーフレーム最新アイテム5選[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  4. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  5. CATL、世界初の量産ナトリウムイオン電池発表…マイナス40度でも90%の電力キープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る