ロシア大手メーカー「カマズ」新世代大型トラック量産開始、6輪駆動で最大100トンの輸送も

カマズの新世代の大型トラック「KAMAZ-65954」
カマズの新世代の大型トラック「KAMAZ-65954」全 1 枚

ロシアの大手自動車メーカーであるカマズは、新世代の大型トラック「KAMAZ-65954」の量産を開始した。この新型車は、同社のK5シリーズに属する6x6駆動のセミトレーラートラックで、最大100トンの重量物輸送に対応する高性能モデルとなっている。

KAMAZ-65954の開発は2022年から始まり、2024年2月に最初の試作車が完成。2025年3月初めに型式認証を取得し、自動車工場のメインアセンブリーラインで最初の量産モデルが製造された。カマズは2025年3月から4月にかけて10台の生産を予定しており、年間で合計40台の製造を計画している。

新型トラックの主な特徴として、2300mm幅のキャビン、560hpのKAMAZ R6エンジン、機械式トランスミッション、16.00R20サイズのタイヤなどが挙げられる。また、車載情報システムの画面を通じて制御できるタイヤ自動空気圧調整システムを搭載している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【メルセデスベンツ GLCクーペ 新型試乗】最も売れたベンツ、その走りは「気持ちに訴えかける味わい」だった…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る