ヤマハ発動機、浜北工場の操業を2031年まで延長…大型船外機の需要増で

ヤマハ発動機の浜北工場
ヤマハ発動機の浜北工場全 1 枚

ヤマハ発動機は、2025年末に操業終了を予定していた浜北工場(静岡県浜松市)について、2031年までの操業延長を決定したと発表した。この決定は、大型船外機の需要拡大に対応するためのものだ。

同社は2月に発表した新中期経営計画(2025~2027年)において、今後も継続的に需要拡大が期待できる船外機の大型プレミアム領域に注力する方針を示していた。具体的には、ニューモデル導入や生産能力増強により、大型モデルの販売比率を現在の27%から32%まで高める目標を掲げている。

浜北工場の操業延長は、この目標達成に向けた取り組みの一環。将来にわたって成長が見込まれる大型船外機の能力増強を図るにあたり、同工場でのエンジン部品製造を継続する必要があるためだ。

ヤマハ発動機は、操業延長後の2031年には浜北工場の建物を解体し、閉鎖する予定。この決定により、同社の船外機事業の競争力強化と中期経営計画の目標達成に向けた取り組みを加速していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「これなら日本人に受ける」BYD初のPHEVワゴン発表に、SNS衝撃「出たら買うのに!」
  2. 「バカ売れするやつだこれ」SNS大盛り上がり! トヨタ『カローラクロス』のGRスポーツ、日本導入は
  3. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  4. トヨタ『FJクルーザー』復活にSNS盛り上がる…土曜ニュースまとめ
  5. 「待ってたぞダイハツ!」待望の新型『ムーヴ』、130万円台からの価格にも驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る