「クラウンがこんな感じだったら…」ボルボの新型EVセダン『ES90』のスタイリングにSNSでは賛否両論?

ボルボ ES90
ボルボ ES90全 17 枚

ボルボカーズは3月5日、新型EVセダン『ES90』を正式発表した。ボルボのEVラインアップでは6番目のモデルで、同社で初めて800Vテクノロジーを採用、従来型を大幅に上回る航続距離を有する点も注目のモデルとなっている。SNSでも「これ結構すごいかも」など話題となっている。

ボルボの新型EVセダン『ES90』のスタイリング

ES90は、セダンのエレガンス、5ドアクーペの汎用性、SUVの広々とした室内と高い最低地上高を兼ね備えた新しいコンセプトを採用した。セダンをベースにリアハッチを採用した形となっている。フロントフェイスはトールハンマーのヘッドライトデザイン、リアにはC字型のLEDリアランプを採用し、現代的なボルボデザインが表現された。

車内は、プレミアムな快適性、本物の素材、そして目的にあったデザインが重視されており、ボルボの真髄のスカンジナビアのアイデンティティとデザインの原則に沿っている。3100mmのロングホイールベースにより、ES90は後席の乗員にも広々とした足元のスペースを確保し、子どもだけでなく大人にとっても快適な移動空間を実現している。

荷室は最大424リットルの積載スペースを確保、3つのリアシートは、すべて個別に折りたたむことができ、すべてを倒せば積載スペースは733リットルにまで拡大することができる。

新たに採用された800Vテクノロジーにより、WLTPテストサイクルで最大700kmの航続距離を実現。350kWによる10分間の追加急速充電で、350kWの急速充電ステーションでわずか10分間の充電で300kmの走行距離を追加できる。これは、ボルボの既存EVモデルを大きく上回る性能だ。

そんなES90の登場に、特にそのスタイリングについてSNSでは日本のファンも反応。「セダン希少だから楽しみ」「ボルボの大型サルーンには独特の魅力がある」「(ES90)一択であります」「ハッチバックか、それはいいな! デブいけど積載量ありそうで、ファミリーカーとして良さそう」などのコメントが見られた。

一方で、「カッコいい、けど独立トランクでいいんじゃね」「このご時世、セダンのニューモデルはありがたいが、コレじゃない感が」「BEVだとどうしても腰高感がある」などの指摘も。

また、「クラウンクロスオーバーがこんな感じなら良かったのに」といった意見も見られ、新時代のセダン像にさまざまな議論が巻き起こっているようだ。

なお、ES90は既に一部地域で受注が開始しているが、日本登場時期は未定となっている。

《大矢根洋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  4. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る