BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」第一弾、車名は『iX3』に決定…年内量産開始へ

BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」の第一弾『iX3』のプロトタイプ
BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」の第一弾『iX3』のプロトタイプ全 5 枚

BMWグループは、次世代EVの「NEUE KLASSE(ノイエ・クラッセ)」の第一弾モデルの車名を、BMW『iX3』と発表した。量産は2025年末から開始する予定だ。

iX3の生産は、BMWグループで初めてEV専用工場となるハンガリー・デブレツェン工場で行われる。同工場では2024年末からすでにプリシリーズ車両の生産を開始しており、量産に向けた準備を進めている。

BMWによると、iX3は昨年発表されたコンセプトカー「BMW Vision Neue Klasse X」を量産化したSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)モデルとなる。この新型車を皮切りに、BMWは2027年までの間に40以上の新モデルを順次投入する計画だ。その中には2026年に発売予定のスポーティなセダンモデルも含まれている。

ノイエ・クラッセで開発された新技術は、BMWの既存のモジュラー設計原則に基づき、今後のBMW製品ラインナップ全体に順次導入される。電気モーターの部品や、ディスプレイ投影技術、走行ダイナミクス制御機能など、多数の特許技術が開発されたという。

BMWはノイエ・クラッセで開発された革新技術は、新しいデザイン言語とともに、今後のBMWモデル全体に恩恵をもたらすことになる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る