高校生の夢の車、クライスラーブランドの未来形に…デザインコンテストを米国開催

ステランティスがクライスラーブランドの100周年を記念し高校生を対象とした第13回「Drive for Design」コンテストを米国で開催
ステランティスがクライスラーブランドの100周年を記念し高校生を対象とした第13回「Drive for Design」コンテストを米国で開催全 2 枚

ステランティスは、クライスラーブランドの100周年を記念し、高校生を対象とした第13回「Drive for Design」コンテストを米国で開催すると発表した。このコンテストでは、アメリカ全土の高校生が未来のクライスラー車両をデザインする。

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クライスラーブランドは2025年に創業100周年を迎える。この1世紀の間、同社は革新的な技術開発や工学的成果を達成し、世界的に知られる象徴的なアメリカ車のデザインを生み出してきた。

コンテスト発案者のマーク・トロッスル氏(ラムトラックおよびモパーデザイン担当上級副社長)は、自身も1987年に高校生としてこのコンテストの前身となる大会で優勝した経験を持つ。トロッスル氏は「今でも車やトラックを描くのが大好きで、若いころにクールで未来的な車を自分でデザインする機会があったことは間違いなく大きな刺激になった」と語っている。

優勝者には、ラムトラックデザインスタジオでの夏季インターンシップに加え、ミシガン州グロスポイントのフォードハウスで開催される権威ある「EyesOn Design」カーショーの学生審査員を務める機会が与えられる。

2位と3位の入賞者には、ステランティスデザインチームとのバーチャルネットワーキングの機会や、同じく「EyesOn Design」カーショーの学生審査員を務める機会、さらにデトロイトのクリエイティブ・スタディーズ・カレッジで行われる3週間の「Transportation Design」プログラムへの奨学金が付与される。

応募作品の締め切りは、4月25日午前0時(東部時間)。このコンテストは、自動車デザインの魅力と将来性を若者に伝え、次世代のデザイナーを発掘・育成する取り組みとなる。

《森脇稔》

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